Nike Doernbecher Freestyle 21 Collection が登場

ナイキ ドーレンベッカー フリースタイルコレクション 第21弾が登場。［IO7684-921 / IO7687-921 / IO7688-921 / IO7691-921 / IO7687-921 / IO7689-921］【2026年】

米国 オレゴン健康科学大学ドーレンベッカー小児科病院とNike（ナイキ）によるチャリティ企画として2004年に誕生したスニーカープロジェクト「Nike Doernbecher Freestyle Collection（ナイキ ドーレンベッカー フリースタイル コレクション）」の新作が、現地時間2026年初旬より発売予定。

2004年からスタートし、今回で21弾目となる本シリーズ。ドーレンベッカー小児科病院に入院している子供達がデザインを手がけ、子供だからこその斬新な感性や想い、直感的なセンスなど、遊び心が詰まった独創的なデザインのスニーカーが人気を博している。今年生まれた6つのシルエットは、エアジョーダン17、エアマックスプラス、エアフォース1 ’07、V2Kラン、ヴォメロプラス、エアマックスDn8に加え、カーディガンとTシャツの2点のアパレル。各デザインは力強さ、創造性、希望を象徴する色彩の爆発だ。

Nike Doernbecher Freestyle 21 Collectionは、現地時間2025年10月17日にポートランドで開催されるオークションで初披露され、2026年初旬より海外でリリース予定。なお、Doernbecher Freestyleプログラムを通じて集められたすべての収益は、オレゴン州ポートランドにあるOHSU Doernbecher Children’sHospital OHSU Doernbecher Children’sHospitalに寄付される。 6人の才能あるDoernbecherFreestyleデザイナーの詳細と、彼らが制作したユニークな作品はページ下部からチェック可能。

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Air Jordan 17 “Doernbecher”は、機械的なインスピレーションと感動的なサバイバルストーリーが見事に融合した一足だ。このスニーカーは、自動車やバイクの整備が大好きな活動的なティーンエイジャー、ザックによってデザインされた。突然の心停止を乗り越えた彼は、エンジニアリングと機械への愛情を自身の体験と結びつけ、このエアジョーダン17を生み出した。ディテールには、マイケル・ジョーダンのオートバイに着想を得たクロームとボルト、メカニックになる夢を象徴する六角形のアイレット、そして病院で過ごした38日間の回復期間を偲ぶ数字の38が施されている。靴紐の留め具に配されたハートエンブレムは、彼の命を救った医療チームへの敬意を込め、心肺蘇生法の認知向上を促す。

豪華なディテールには、高級車の内装を彷彿とさせるスエード製履き口、カスタムラッピングを思わせる色変化するパープルアッパー、そして加熱された排気管に例えた暗闇で光るソールが含まれる。さらに、つま先部分には猫への愛を表現したグラフィックをさりげなく配置。この力強いスニーカーは、不屈の精神、感謝の気持ち、そして前進へのオマージュとなっている。

創造性、個性、そしてあらゆる楽しみからインスピレーションを得たナイキ エア マックス プラス “セルジオ”は、昼も夜も楽しめる遊び心あふれるシルエットだ。ビデオゲームファンであり、絵を描くこととバスケットボールも愛するセルジオは、カラフルなキャラクターでミスマッチなペアをデザインした。ブラックのシューズは、コントローラーのグラフィックとカラフルなボタンのような穴がアウトソールにあしらわれ、彼のゲームへの情熱を表現している。もう片方のスニーカーは白を基調とし、ニューヨークのスカイラインを背景にピザを食べるモンスターリザードが描かれている。

両スニーカーのディテールも同様に遊び心にあふれ、バスケットボールのテクスチャーを施したタン、ピクセル化された「Sergio」ヒールロゴ、暗闇で光るミスマッチなアウトソールなど、セルジオのエネルギーを表現した遊び心あふれるデザインだ。ソックライナーにもモチーフが施されている——ピザである。これはスーパーヒーローの大好物へのオマージュだ。前向きな精神と希少な遺伝性疾患を抱えながら、セルジオは誰もが持つ唯一無二の存在を称えるため、自らエアマックスプラスをデザインした。彼のカラフルな作品は、違うことがただ許容されるだけでなく、超クールであることを示している。

ナイキ エアフォース1 “オリ”は、創造性と勇気、そして美食へのインスピレーションに満ちあふれている。オリは将来シェフを志す青年で、がん治療のため夢を一時中断せざるを得なかったが、その前から料理への情熱を持っていた。今作は、彼の料理への関心と勇気を象徴し称えるために手作業で制作された特別な一足だ。スウッシュにはオリーブの枝が、インソールには野菜畑が、デザインには小さな調理器具が散りばめられている。

治療中、希望の気持ちを表現するためにホワイトボードに描かれた虹は、今やアウトソールに施され、これからも人々を鼓舞し続ける。家族宅の裏庭に育つオリーブの木の質感を模したヒールタブ、野菜タコスやアフリカンヤムシチューなど彼のお気に入りレシピを記した隠しパッチ、各ペアに家族イニシャルを刻めるカスタマイズパッチなど、細部にまでこだわった装飾がAF1を唯一無二のスニーカーに仕上げている。あらゆる困難を乗り越え、その感情を創造性へと昇華できるという力強いメッセージを込めたこの「歩く芸術品」は、治療中にエアフォースワンを履いて病院内を572周以上歩いた経験から、自らカスタムモデルをデザインするに至ったオリの回復力と前向きな姿勢を体現している。

ナイキ V2K ラン “コヴニー”は、ある若きデザイナーの想像力と勇気を称えるモデルだ。その名は、幼い彼女を救った医師ステファニーとドミトリー・ドゥホヴニー夫妻へのオマージュである。ファーストネームが「スノー」のように発音されるコヴニーは、遊び心あふれるディテールで靴を埋め尽くし、創造性を表現した。光るクマ、愛玩モンキー「ピンキー・ドゥードゥー」のミニチュア版、夢のペットであるヘビのチャームがデザインに登場している。

取り外し可能な友情ブレスレットは、亡き兄ライアンと二人の永遠の絆を称えています。キラキラした装飾、柔らかな毛皮、カラフルな装飾品は、コヴニーの芸術的魂と音楽への愛を反映しています。暗闇で光る、左右非対称のソールは、暗闇の中でも彼女のいたずらっぽい精神を生き続けさせます。その結果、忘れられない物語を秘めた、素晴らしくパーソナルで唯一無二のスニーカーが誕生した。

自然界と放浪への憧れに着想を得たナイキ ヴォメロ プラス “モリー・ベル”は、オレゴン州の風景への愛のメッセージ。フィールド生物学者を目指すティーンエイジャー、モリー・ベルは自身のデザインに太平洋岸北西部の動植物のイメージを反映。ヴォメロのアッパーにはオレゴン原産のカマス花（カマスバナ）の開花模様が散りばめられている。反射性レンズ加工を施した森のプリントスウッシュと、土をモチーフにしたアウトソールには子鹿の蹄のグラフィックが配され、モリーが大自然の中で過ごした時間を表現。自閉症コミュニティの積極的な支援者であるモリーとその家族にとって重要な意味を持つ、作家であり植物学者でもあるロビン・ウォール・キマーラーの言葉が刻まれている。「私たち一人ひとりが知るべき最も大切なことは、自らの唯一無二の才能と、それをこの世界でどう活かすかである」という彼女の言葉は、モリーのフィールドジャーナルに記されていた。ヴォメロプラス “モリー・ベル”のフローラル刺繍とアニマルプリント、そしてアースグリーンとソフトピンクの配色は、自然界への畏敬の念と自己表現へのこだわりを強調している。

このナイキ エア マックス DN8 “レイガン・シャイド”は、強さ、忍耐力、情熱へのオマージュ。開胸手術からの回復を経て、レイガンは自身の二つの愛—ソフトボールとビーチ—を融合させ、完璧なエンパワーメントスニーカーを創造したいと考えた。アッパーの反射性ソフトボールグラフィック、エアバブルを横切るステッチ、タン部分のハートロゴからインスピレーションを得ている。ミッドソールに描かれた海の波紋は、レイガンにとって世界で最も大切な場所であるビーチを象徴。かかとタブのキーチェーンにはレイガンのゴールデンレトリバー「ブルー」が、そして「I CAN DO HARD THINGS（困難なこともやり遂げる）」という彼女のモットーが、周囲に強さを保つよう呼びかける。2024年5月11日、レイガンが競技場へ復帰した日を記念する「レイガンズ エアマックス Dn8」は、強さ、創造性、そしてカムバック精神へのオマージュである。